5月8日は、小鉢の日だそうです。
そして、京都では、8のつく日は、アラメの日。
京都では月のうち、
決まった日に決まったものを食べる習わしがあるそう。
古くからの合理性と倹約を貴ぶ商家の習わし。
以前もFBの投稿でふれたことがあります。
決まった日というのは、
1日、15日、月末、そして8のつく日。
1日と15日は、にしんこぶ。鰊と刻み昆布の炊き合わせ。
8のつく日は、お揚げとアラメの炊いたん。
月末はおから。豆腐と違って切る手間のいらないことからきらずと言われる おからの炊いたんを月末には食す。
そんな京都の食の習わしに学び、
8のつく日は、うずらでもランチの小鉢にアラメを使ってます。
アラメ。
ひじきほど知られてませんが、使い方はひじきのように使えます。
それでいて、ひじきよりも国産ものが安価で手軽に手に入ります。
決まった日に決まったものを食べる習慣は、
普段旬の野菜を食べるのに加えて、
海から離れた京都の地で、
ミネラル、カルシウム、たんぱく質を
合理的に摂取する京都人の知恵というべきもの。
なんでも手に入るようになった今では、
かつてのような有用性とは違いますが、
ミネラルとカルシウム不足になりがちな現代の食生活にも
十分に意義のある食の習わしではないでしょうか。
8のつく日は、アラメの小鉢を食べに是非うずらに来てください。